2008年8月 4日 (月)

姜尚中の自伝

前回のブログを書いていた時に読んでいた本はこちら。ハリポをお休みして、すぐに読み終えました。41mxfntmo1l_sl500_aa240_
姜尚中の自伝。「朝まで生テレビ」でその存在を知り、理路整然と話す態度に好感を持っていました。そのもの静かな語り口の中にも、強く確固たる主張を感じさせる人です。
何年か前に書店で見かけた時、気になっていた本でしたが、数日前に文庫になっていたのを見つけて、即買いでした。

家族、育った環境、その時代の「在日」の様子が彼の言葉を通して、とてもリアルに伝わってきます。生の言葉だけにとても重い・・・。
専攻が政治学、政治思想史というだけあって、その時代の世界の東西、南北で起こった政治的な事件についても詳しく、わかりやすく書かれています。

自己のアイデンティティを探し求め、もがき苦しんだ青年時代。運よく非常勤講師の職を得、そして教授にもなり、メディアへの露出へと彼の人生は進んで行きました。在日の中では珍しく「恵まれた」立場になった彼が、最終的にたどり着いたのは、朝鮮半島の平和、統一という夢。果ては世界平和。
彼の異常なまでの使命感にはとても切なくなりました。
いろいろと教えられた一冊。
よかったら皆様もどうぞ。

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2008年7月30日 (水)

読みかけの本たち。

おもしろそう!と思って買うのですが、手をつけてない本が結構あります。
読もう、読もうと思っているのですが、音楽のように読書は「○○しながら」ができないので、どうしてもちゃんとした時間を取らないと、読めません。
文庫なら数時間で読めても、数巻あるものは、そうはいきません。
ハードカバーで買ったのに、いつのまにか文庫になっているのを見つけ悔しがり、ついには映画化されちゃったりしてるものも・・・。
「クライマーズハイ」がそうです(笑)。
読む前に映画の紹介をテレビで見ちゃったり、CMで流れちゃったりすると、どうしても純粋に楽しめなくなっちゃいますよね。
あの役者がこの役をやるのか・・・なんて、読む前に知らない方がいいに決まってます。

読みかけも多いんです・・・。今ここにあるのだけでも・・・何冊読みかけているのかしら?
ハリー・ポッターは最終巻の発売で、あれだけ世間が騒いでくれたので、「最終巻どうなるんだろう?」ってかなり気になり出しまして・・・(笑)。読みかけの第6巻を大急ぎで読んでおります。
どの本も興味がなくなったとか、つまらないとかではなく、やはり問題は時間だと思うのですよね。中断してしまうから・・・まぁ、それに加えて、浮気性というのもあるかな?読み終わってないのに、他の本に手をだしてしまう・・・。

今日もまた2冊買ってしまい、一冊は先ほど7割ほど読み終わったので(ハリー・ポッターが読みかけにもかかわらず、今日はこっちを読んでしまった!)、無事明日には読み終えると思います(笑)。
そうだ、この夏休みに読みかけの本を全部読み終えよう!なんて決めてみたりして・・・。
いや、真剣にそうしよう。
4000円以上したDavid Cassidyの自叙伝も、完全にインテリアの一部になっちゃってますからね(笑)。これはいつ買ったんだっけ?

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2008年6月 4日 (水)

村上ソングズ

「村上ソングズ」という村上春樹が自分のお気に入りの曲の訳詩とそれについての解説を書いた本を読みました。
実は今、リビングには村上春樹の本が何冊もゴロゴロ?と置いてあります。
息子が村上春樹のレポートを書くことになって、小説やら解説本やら、手当たり次第集めているようで・・・。
村上春樹は若い頃に読んだきり。
どれ、どれ久しぶりに読んでみるかな・・・と思っていたところ、笛吹きさんのブログでこの本を紹介していて、すぐに読みたくなっちゃって、本屋へ。dash

すぐに見つかりましたが、値段を見て、「うっ・・・。」happy02
2200円はちょっと高くないですか・・・。1800円ならすぐに買いだけど・・・。こんな値段で悩んでいる自分が恥ずかしいけど・・・。coldsweats01自分の中に微妙な値段設定ってありませんか?
でも和田誠のイラストかわいいheart・・・。
で、どんな曲が書いてあるのかな・・・とページをめくったところ、1曲目がビーチボーイズの「God Only Knows」
迷わず買うことにしました。note

I may not always love you から始まるこの歌、好きなんです。heart04
メロディもきれいなラブソングなんですが、この「いつも君を愛しているとは限らない」って言うところが好きでね・・・。
「うん、うん、その通り!ずっと愛しているなんて、そんなことを言えるわけないじゃん。」
その一行が私の心を捕らえた曲なんです。
でも「君がいない人生がどんなものか、神様だけが知っている」というフレーズで終わります。
落として、持ち上げて、最後にこのフレーズ。
こんな表現の仕方があるとは・・・。sign03

話を本に戻します。sweat01
40年代から90年代ぐらいまでの洋楽?が27曲。
思ったより知っている曲が少なかったのですが、曲を知らなくても詞を読んでいるだけでも楽しいし、自分が持っている曲はそれを聴きながら、楽しめます。notes
本人も「実際の曲を聴きながら楽しんでもらうのが理想」と書いてあります。
最近のものはどうにか数曲持っているけれど、古いものは全く持ってない。
で、私は一通り、読んだあと、YouTubeで探し、それを聴きながらまた読む・・・と、二度楽しんでおります。
ただ、40年代の曲とか、古くて、あまりYouTubeでも出てこないし、村上春樹が指定したシンガーのものがなかったりと・・・。
でも、音が聴けるだけ、ラッキーですかね。scissors便利な世になったなぁ・・・。
私のお気に入りはまた別の機会に紹介できればと、思っています。
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そこらへんにあった本をささっと集めて写真を撮りました。この一番上が「村上ソングズ」です。
ノルウェイの森は私が若い頃に買ったやつ。まだ本棚にあったのですね。いつのまにか本棚から引っ張り出されて、息子が読んでいたみたいです。当時、この配色が注目されましたね。

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2007年9月10日 (月)

くちぶえ番長

今日もまだまだ暑かったですね。
出かける予定もなかったので、家で片付けでも・・・と思っていたのに、それから逃げるように、本を読んでしまいました。
それがとても面白かったので、ちょっと紹介。
51olgvmhqcl 重松清の「くちぶえ番長」
下の子が夏休みの読書感想文用に買って読んでいたのですが、「面白い、面白い」と言っていたので、私も。
小学校4年生という雑誌に連載されていたので、とても読みやすい文章。でも、決して子ども向けのものではなく、読んでいて何度も泣きそうになったし、(実際涙もでちゃたし。)声を出して笑っちゃたシーンもありました。
重松清が小学校の時に好きだった転校して来た女の子のことについて書いた、とプロローグに書いてありました。その後また転校しちゃって、その子の行方がわからないままらしいのです。その想いを本にしちゃったから、云わば、この本は彼女に捧げたラブレターみたいなもの。小学校時代の彼女との思い出を本にしちゃったってわけです。2時間ぐらいで読めますので、どうぞ皆さまも。

実は私も同じように転校生を好きになっちゃった経験があったので、読んでいて懐かしくなっちゃいました。
その頃好きだった人の事ってすご~くよく覚えているでしょ?
その彼も転校して来たのに、小学校6年生の途中でお父さんの転勤でブラジルに行っちゃったんです。国内ならまだしも、外国ですよ、もう会えないと思っていたのに、風の噂で高校ぐらいの時に帰国して神奈川県にいるようなことが耳に入ってきました。
それからの展開がすごいの。
大学の図書館でばったり。それも4年生の夏休み、卒業ぎりぎりです。
これには驚いたなぁ。
すご~く嬉しかったし。
実は風の噂で同じ大学にいるようなことは聞いていたけど、結構学生数が多いし、同じ学部でなければ、会う機会もないと思っていたので。
その時にいろいろ話をしたことも今でも鮮明に覚えています。
その時は住所も電話番号も聞かずじまいで別れてしまいました。

それから約20年。小学校の同窓会をやることになりました。
幹事をやった子とその子の親が仲良かったので、どうにか連絡先がわかり、ハガキで連絡を取る機会がありました。今は高校の先生をしているということ、20年前、大学でばったり会って話をしたことをちゃんと覚えていてくれていることがわかりました。
結局その同窓会では会えなかったんだけど、どんな先生になったのかなぁ~と・・・。

この本を読んでそんなことを思い出してしまいました。
重松清さんも会えればいいのにね。
いや、思い出はそのままにしておいた方がいいのかな。

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2007年7月22日 (日)

ハリー・ポッター

ハリー・ポッター最終巻(第7巻)が発売されましたね。
といっても英語版なので、日本語版は来年だそうです。
英語版を買ってまで読みたいとは思いませんが、この巻で完結。
最後はどうなるんだろう?楽しみ!

ハリポは第1巻から買って読んでいるけど、前回の第6巻はまだ読み終わってないんです。ベッドサイドにず~っと置いたまま。
でも今日の最終巻発売で、一気に気分が高まりました!

よし、明日中に読み終えよう!
・・・のつもり。

ハリポは上の子が小学生の頃にはまって以来、家族で本も映画も楽しんできました。
本が発売されると、誰が一番最初に読むか争ったりするほど。映画も公開されると子どもを連れて観に行き、DVDも全部買いました。
映画と本。
比べちゃうと本の方がだんぜん面白いと思います。本は自分で想像出来る分、楽しさも多いのかな。それで自分の想像したものと映像が違っちゃうとがっかりしちゃったり。やはり原作を読んでしまった映画を楽しむのは難しいと思いますね。

それでも映画も全部観ているのは、どんな風に映像化するのか見てみたいというのもあるけど、作品ごとに成長していくハリー役のダニエル君をはじめ、出演者の成長した姿をみるのが楽しみだから。ちょうど上の子と同じ年頃なので、自分の子の成長と重ねて・・・。
第一作目にはみんな幼かったのに、今ではしっかり大きくなってしまいましたよね。
子どもの成長は早いなぁ。私も歳をとるわけだ(笑)。
上の子はあんなに大好きだったハリポも第6巻からは読んでないし、映画も前回ぐらいから、観に行ってません。
卒業しちゃったみたい。ちょっと寂しいなぁ。
第1巻発売の頃は、私のこと「ママ」と呼んでいて、まだ一緒にお風呂に入っていたのに、今では、私のこと「オマエ」呼ばわりだし、「金くれ!」しか言わないし、今じゃ見た目はスネ毛が生えてるおっさんになっちゃったもんな~。
月日の経つ早さをこんなところで実感。

さあ、明日中に果たして読み終わるかな・・・。

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2007年6月27日 (水)

アキハバラ

石田衣良の「アキハバラ@deep」を読みました。
こどもが読み終わって置いてあった本を拾って。
うちのリビングのソファーまわりには家族それぞれの本やマンガ、雑誌が適当に置いてあるので、普段は自分では買わないものや、いろんな趣味のものが読めていいかも。

で、本は面白かったですよ。PCにあまり詳しくない私だから、途中???のところもあるけど、話の筋に大きな影響はないから、どうにかついていけたし。(笑)
この本は映画やテレビドラマになっていたらしいけど、幸い見てないので、純粋に読めてよかったかな。
で小説の舞台となっているアキハバラ。
4年ぐらい前に照明器具を買いにヤマギワに行ったのが最後かな。その時、すでに街の様子が違っていたけど、私にとってアキハバラは秋葉原。あくまでも電気街。

その秋葉原には結構思い出があるんです。
中学生の時に買ったファーストマイラジカセ(古~い!)は石丸電気で。パディスコという結構大きなラジカセ。これは中・高時代、とってもお世話になりました。毎週土曜の夜「全米トップ40」を聞いていたのも、これで。
大学時代にバイトで貯めたお金で揃えた自分だけのオーディオセットはオノデンで。結構な金額したの!コンポでなく全部別々に買って20万ぐらいしたかな。
部屋に似合わない大きなスピーカー。カセットデッキにアンプにレコードプレーヤー。こちらも大変お世話になりました。
一番最初に買ったPCは駅前のサトームセンだったし、、新婚の時に買った冷蔵庫も。
今思い返すと、節目節目に買うものはすべて秋葉原で買っていたんですね。

でも一番よく行ったのは、石丸電気の2号店。
ここはビル全階がレコード売り場。
中学、高校時代はよく通い、ほとんどここでレコードを買っていました。数が多いだけでなく、おまけ(ポスターや販促グッズ)が充実していたからよく行きました。
もちろん、デビッド・キャシディのレコードもここで購入し、やさしそうな店員のお兄さんを選んで(笑)、特別にポスターを2枚欲しいとお願いして(通常は1枚しかもらえないのに)、2枚もらったのを覚えています。
初めて行った時の様子は今もよく覚えていて、1階と2階の階段に連続して貼られたリンダ・ロンシュタットのポスター。
「風にさらわれた恋」のプロモーション用。これでもか、って言う感じに何枚も貼られていたなぁ。こちら↓
Linda_ronstadt_hasten_down_the_wind
う、歳がバレるぅ。

大学生になってからは渋谷のタワーレコードばかりに行くようになったから行かなくなっちゃったけど、まだ石丸のレコード館はあるのかな?
懐かしいなぁ、ほんと。

今はビッグカメラみたいな量販店で何でも揃うから、わざわざ秋葉原に行くこともなくなっちゃいましたね。4年ぐらい前に久しぶりに行ったとき、オタク関連のお店が増えていてびっくり!
今はオタクの街として取り上げられるのがほとんどですしね。
このままオタクの街として定着するのかな・・・。

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2006年9月 3日 (日)

アマゾンの光と影

ちょうど1年ぐらい前かなぁ~、新聞の本を紹介するコーナーに
アマゾン潜入ルポの本が紹介されてました。
タイトルは「アマゾン・ドット・コムの光と影
アマゾンの急成長の要因を暴くというような内容で、タイトルの光はともかく影の部分がとても気にかかったので、すぐアマゾンで検索してみました。
タイトルからもわかるように、内容が問題になり、もしかしたらアマゾンで取り扱ってないかもしれないと思って探したのですが、さすがアマゾン。ちゃんと掲載されてました。

結局その時にアマゾンでは買わなかったのですが、旦那が図書館でちょうど借りてきた(発売されてからすぐに予約したにもかかわらず7人待ちだったらしい)ので読みました。
内容的には、秘密主義のアマゾンにアルバイトとして潜入した筆者が体験したことが書いてあります。確かに24時間配送可能の仕組みとか、管理が徹底していることとかよくわかりましたが、タイトルにある影の部分はちょっとおおげさかなぁ~。どんな仕事だって影の部分はあるし、アマゾンに限らず、単調でモチベーションのあがらない仕事はそこらじゅうにあるし。でも私はそんなアルバイトの方のおかげで、アマゾンの便利さを甘受させてもらってます。

潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場 潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場

著者:横田 増生
販売元:情報センター出版局
Amazon.co.jpで詳細を確認する

いつも利用しているアマゾンの裏側をちょっとのぞくにはいい本です。

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2006年6月 7日 (水)

ローリングストーン誌ベストカバー100

アメリカの音楽誌ローリングストーン誌1000号発行
ということで、
表紙を飾った写真のベスト100が発表されました。
1967年以来、様々なアーティストが表紙を飾っていますが、
ベスト100に選ばれた写真は、
どれもインパクトがあるものばかりです。
特にジョン・レノンとオノ・ヨーコの二人で写っている写真は
衝撃的な構図で、一番印象に残りました。

私の大~好きなDavid Cassidyが表紙になった写真も
ベスト100に選ばれています。
人気絶頂の1972年、この雑誌でヌードを発表し、
物議をかもしました。
ティーンのファンは複雑な想いだったと思います。
でも30年以上たった今、
ベスト100に選ばれているわけですから、
芸術表現的には評価されたということではないでしょうか?

ネットでお気に入りの写真を投票できるようです。
私はもちろん投票しましたよ。
のぞいてみてください。→Rolling Ston's 1000th Issue Website
Davidの写真はIssue #108です。

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