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2007年9月10日 (月)

くちぶえ番長

今日もまだまだ暑かったですね。
出かける予定もなかったので、家で片付けでも・・・と思っていたのに、それから逃げるように、本を読んでしまいました。
それがとても面白かったので、ちょっと紹介。
51olgvmhqcl 重松清の「くちぶえ番長」
下の子が夏休みの読書感想文用に買って読んでいたのですが、「面白い、面白い」と言っていたので、私も。
小学校4年生という雑誌に連載されていたので、とても読みやすい文章。でも、決して子ども向けのものではなく、読んでいて何度も泣きそうになったし、(実際涙もでちゃたし。)声を出して笑っちゃたシーンもありました。
重松清が小学校の時に好きだった転校して来た女の子のことについて書いた、とプロローグに書いてありました。その後また転校しちゃって、その子の行方がわからないままらしいのです。その想いを本にしちゃったから、云わば、この本は彼女に捧げたラブレターみたいなもの。小学校時代の彼女との思い出を本にしちゃったってわけです。2時間ぐらいで読めますので、どうぞ皆さまも。

実は私も同じように転校生を好きになっちゃった経験があったので、読んでいて懐かしくなっちゃいました。
その頃好きだった人の事ってすご~くよく覚えているでしょ?
その彼も転校して来たのに、小学校6年生の途中でお父さんの転勤でブラジルに行っちゃったんです。国内ならまだしも、外国ですよ、もう会えないと思っていたのに、風の噂で高校ぐらいの時に帰国して神奈川県にいるようなことが耳に入ってきました。
それからの展開がすごいの。
大学の図書館でばったり。それも4年生の夏休み、卒業ぎりぎりです。
これには驚いたなぁ。
すご~く嬉しかったし。
実は風の噂で同じ大学にいるようなことは聞いていたけど、結構学生数が多いし、同じ学部でなければ、会う機会もないと思っていたので。
その時にいろいろ話をしたことも今でも鮮明に覚えています。
その時は住所も電話番号も聞かずじまいで別れてしまいました。

それから約20年。小学校の同窓会をやることになりました。
幹事をやった子とその子の親が仲良かったので、どうにか連絡先がわかり、ハガキで連絡を取る機会がありました。今は高校の先生をしているということ、20年前、大学でばったり会って話をしたことをちゃんと覚えていてくれていることがわかりました。
結局その同窓会では会えなかったんだけど、どんな先生になったのかなぁ~と・・・。

この本を読んでそんなことを思い出してしまいました。
重松清さんも会えればいいのにね。
いや、思い出はそのままにしておいた方がいいのかな。

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コメント

私も読みました「くちぶえ番長」。
小学生の話だと思って、ちょっと軽く呼んでいたら、同じ重松清の「ナイフ」とか「エイジ」とかと違って、楽しく読めました。
私は、Karinさんみたいに劇的な出会いはないのですが、こういう小学生が主人公の話って、なにかなつかしいですよね。

投稿: goalman | 2007年9月10日 (月) 01時12分

そうなんです、「エイジ」や「ナイフ」の重い感じとは別もの。
ホント楽しくすぐ読めましたね。意地悪な女の子の描写とか、ものすごくリアルで、上手いなぁ~って思っちゃったし。
久しぶりにいい本に出合えたかな。
小学生だけに読ませるにはもったいない!

投稿: karin | 2007年9月10日 (月) 09時44分

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